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本稿は、梁石日の小説から‘ねじり’形態の‘超越性’とカリスマとして表象される荒仕事、女性遍歴、暴力、金(賭博)、殺人など狂暴的な異端の世界に内在する文学的な意味を考察してみた。整理すると、まず彼の小説(『血と骨』等)は、日帝強占期以後の激動期を穿鑿し、‘朝鮮/朝鮮人’の精神的な根幹である儒教的な世界観を文学的な原点とする。そして解放以後の冷戦体制から強力に作動する‘日本/日本人’の自己(自国)中心的なイデオロギーと拮抗する周辺/周辺人の抵抗意識を浮彫りにさせる。また、梁石日の小説では在日コリアンの負と恨の歴史を内向的な形態の‘自己脱却’作業ではなく、他者(外部世界)との関係を通して昇華させ、その過程で体化した伝統精神と儒教的な世界観を、非対称な形態にもつれさせる文学的な仕組みを見せている。例えば、狂暴な無頼漢の逆走行を通して人間本来の実存的価値を浮彫りにさせながら喪失した民族精神と自我回复の意志を披瀝する。よって、梁石日の小説『血と骨』の強力な非対称的形態のねじり(逆走行)は単純な逆走行ではなく、主流/中心に向かう‘身体的’抵抗であり、主流/中心に対する非主流/周辺の‘アンチ’の表象で、人間の実存に対する自己救済へのあがきだと言える。もちろん、在日コリアンの負の歴史を“ただひたすら重く苦しい物語”ではなく、“ユーモラスな、哄笑にみちた世界”、“疾走感あふれる軽快な世界”、“汚濁がそのまま輝きに昇華する世界”から梁石日文学の独創性を確認し、強力なねじり式の逆走行が創出するカリスマ的イメージが、梁石日の小説の文学的‘超越性’とエンターテイメントの顕在的支点であることは明らかであると思われる。


양석일 소설(『피와 뼈』등)은 일제강점기 이후의 격동기를 배경으로 ‘조선/조선인’의 정신적인 근간인 유교적 세계관을 문학적 원점으로 삼는다. 그리고 재일 코리언의 부(負)와 한(恨)의 역사를 내향적인 형태의 ‘자기탈각’ 작업이 아닌 타자(외부세계)와의 관계를 통해 승화시키고, 그 과정에서 광폭한 무뢰한의 역주행을 통해 상실된 민족정신과 실존적 자아회복의 의지를 피력한다. 또한 재일 코리언의 부의 역사를 “오직 무겁고 괴로운 형태의 이야기”가 아닌 “유머러스한 홍소(哄笑)로 가득한 세계”, “질주감 넘치는 경쾌한 세계”, “오탁(汚濁) 자체가 광채로 승화되는 세계”에서 양석일 문학의 독창성, 즉 ‘초월성’과 엔터테인먼트 지점을 확인하게 된다.