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類義語の意味を正確に把握するためには、明示的意味概念的意味としてのデノテーションだけでなく、暗示的意味感情的意味としてのコノテーションも同時に記述しなければならない。本稿では、暗示的意味の中で、特に社会におけるあり方ものの見方を反映した社会的コノテーションに注目し、類義語記述において一つの効果的な方法を、英雄ヒーロー普通一般の類義語を例に検討した。英雄には、<(悲劇に巻き込まれる)自己犠牲を通じて共同体への貢献をしたアジア中南米アフリカの開発途上国、庶民や貧困層など被支配階層の政治家や軍人>の社会的コノテーションがあり、悪事を働く人間や集団がよく英雄として崇められ、神聖視されることも多く、このようにして作り上げられた英雄に対して、書き手はよく非難や皮肉の態度をとる。これに対して、ヒーローには、<常に新しく誕生するスポーツ選手で、特定の個人や組織のために貢献をしたり、夢を与えたりする人>の社会的コノテーションが焼き付けられており、英雄と区別される。普通と一般は、普通の一般のという典型的な形式におけるコロケーションから、普通さは主に性別や年齢などの観点からみた人を特徴付け、一般さは社会的関係からみた人を特徴づけていることが分かった。例えば、普通の人には、<(人間の本性という観点からみて)常識的な感覚をもち、モラルを守る存在>、一般の人には<(社会的関係という観点からみて)国家権力による被害者であり、専門的な知識や認識が足りない人>の社会的コノテーションが確認された。このように、コノテーションを意味分析の中心におくという観点は、従来のデノテーション領域での比較だけでは曖昧であった類義語間の使い分けの基準を明確にし、類義語学習においても有益な情報を与えてくれる。