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本稿は、韓国と日本で行ったことわざの認知度に関する調査の結果を比較分析するものである。ことわざがどの程度知られているかについて年代差や時代差があることは従来からよく言われてきた。また、ことわざの認知度に文化差があることも、様々な言語の文化に関して観察されてきた。しかし、これまで様々な認知度調査が行われてきたけれども、調査対象とすることわざ群を選定する客観的な手順がなかったため、分析結果が説得力を持ち得なかった。本稿の調査は、ことわざ比較のための道具立てとして鄭芝淑(2007)で提案した「PSリスト」に基づいて、調査対象を客観的に選定し行ったものである。調査結果の分析により、韓国のことわざについても日本のことわざについても、年齢層が上がるほど多くのことわざを知っているという、一般的な推測が確かめられた。また、日本よりも韓国の方がことわざがよく知られているのではないかという、筆者の直感的印象も裏付けられた。認知度調査と同時に行ったことわざに関するアンケート調査の結果もあわせて報告した。その結果、ことわざに関する意識の面においても、顕著な世代差や韓日差が存在することが明らかになった。