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近代に入って‘母性’は、国民の養成、近代化の成就等々の目的をもって強調されていたが、その姿は時代によって変容を極める。日本は、戦争が激しさを増す1930年代の後半には、良妻賢母思想を逆手に母性を動員し始めた。そして女性たちに結婚を奨励し、‘慈母’の役割が強要された。 こうした時代の中で発表された、韓国の『地脈』と日本の『大根の葉』に描かれる‘母性’は、両国における当時の時空間を反映し母性施策を形像化している。小説の中では、日本の母は‘慈母’の役割を、そして朝鮮の母は‘厳母’という役を着実に遂行しており、国策に順応しているかに見える。ところが、『地脈』と『大根の葉』の中には、一定の‘抵抗’の痕跡が幾つか読み取れる。二つのテクストにはそれぞれ、テグ方言と小豆島の方言が使われていること。『大根の葉』では、国民である‘息子の母’ではなく、‘娘の母’をやっていることが挙げられる。 一方、日本の母性政策には優生学による植民地と被植民地の女性に対する差別が指摘されている。そうした違いから、『地脈』には母性と女性が同時に主張されているのに対して、『大根の葉』には母性のみに専念する姿が描かれ、1930年代の母性遂行に‘時差’を見せている。