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古今東西を問わず、全ての国では少年はその国の鏡だという。これは少年の成長過程がその国の未来に繋がるからである。つまり、少年の健全な育成がなくては健全な社会と国は成り立たないからである。それゆえに、少年非行の予防と対策、健全な育成の課題は既成世代が抱えている大きな問題である。少年を正しい方向へ導いたり保護したりすることは、既成世帯の責務である。 人本主義的な思想に基づいて、イギリスで勃興した国親思想(Parens Patriae)は19世紀末から20世紀初に至ってアメリカで復興し、全世界に拡がり少年法院運動を起こすようになった。また、非行少年に対する根本的な責任が既成世代にあることを知覚して処罰よりは保護や教育を中心として処遇することに大きな関心を持つことになった。これに対してアメリカの法学者Roscoe Poundは"少年法の制定はMagna Cartaが署名された以来の司法領域での最大の発展である"と評価したのである。いまや国親思想の中身が変わったとしても、その核心的な精神だけは今日にも少年司法の理念としてもっと尊重するべきであろう。私は、現代的な意味での少年司法の基本理念と目的は、1980年代半ば以後のUN児童権利条約と一連の少年司法に関わる条約で闡明しているように「少年の福祉ないし最善の利益を実現」することに置くべきだと思う。既成世代がこの点を忘れないなら少年司法の未来は明るいと同時に少年の健全な育成という課題もより合理的な方向に解決できるだろう。