초록 close

ヴェルレーヌ、金億、そして川路柳虹 - 金億のヴェルレーヌ詩原典の比較硏究 具仁謨 (東國大) 金億のヴェルレーヌ詩翻訳は、原詩はもちろん日本語の翻訳、とりわけ川路柳虹の翻訳詩集ヹルレーヌ詩集(1919)が決定的な底本としては重要な意味を持つと思う。金億の翻訳に現れた数多くの誤訳、信用出来ない語学的能力のため、今日まで韓国近代文学研究者たちは、金億のヴェルレーヌ詩翻訳が、主に日本のヴェルレーヌ詩翻訳の成果、例えば上田敏と堀口大学の翻訳に基づいて行われたと捉えて来た。だが上田敏と堀口大学の翻訳は、日本におけるヴェルレーヌ翻訳の最高の成果として知られているものの、金億の五回に亘ったヴェルレーヌ詩翻訳の過程を説明することは出来ない。この論は、金億と川路柳虹のヴェルレーヌ詩翻訳、主に「Chanson d'automne」の翻訳に注目して比較しつつ、金億の詩的テクストが生成される現象を再構成し、底本の変化過程によって彼の文学に対する観念、知識、実践が変化するところに検討を加えたものである。さらに金億のヴェルレーヌ詩翻訳を通じて金億の文学論と文学観はもちろん、韓国近代文学の特徴的なについても考察も試みた。