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本稿では、「動き(他動詞)動詞+テイル」のアスペクチュアルな意味が、一定の構文的条件の下で「主体の変化の結果の継続」を表す場合をめぐって、特に「位置変化の意味を表す動詞+テイル」を対象に、その成立条件について考察を行ない、次のことを明らかにした。  本論文で取りあげている「発生による変化(他)動詞文」の成立条件は、以下の通りである。  ①「ガ格名詞句」は、動作主ではない(「主体の動き」を想定できない。)    動作主主語構文ではないことから、再帰性も考えられない。  ② 「ガ格名詞句」は発生の場所を表す。  ③ 主体と客体の関係が間に「全体と部分」の関係が成立するだけではなく、対象物の状態変化が主体の   属性変化を引き起こす、との意味的な選択制限が必要である