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本稿では、コミュニケーション不安に焦点を当て、韓国で日本語を学習している大学生計106名を対象に調査を実施した。調査には、McCroskey(1982)によって開発されたコミュニケーション不安測定用紙と日本語能力を測定するためのテストであるSPOTを用い、母語である韓国語でのコミュニケーション不安と日本語でのコミュニケーション不安との関連性、日本語でのコミュニケーション不安と日本語能力との関係、学習者の持つ属性とコミュニケーション不安の関係について調べた。その結果、母語である韓国語でのコミュニケーション不安と日本語でのコミュニケーション不安は関連性が強く、また日本語でのコミュニケーション不安と日本語能力との間にも関係があることが明らかになった。また、学習者の持つ属性のうち、社会経験のみにコミュニケーション不安との関係が見られたが、性別・日本語学習期間・日本滞在経験とコミュニケーション不安との間には、明らかな関係が見られなかった。そしてこれらの結果から、日本語授業の現場に対して、考慮すべき点を抽出した。その一例としては、教師自身がコミュニケーション不安の存在について意識化し、どのような状況によって学生はコミュニケーション不安を高めやすいのかといったことを見極め、学生のコミュニケーション不安を高めすぎず低めすぎないようにクラス活動を統制することが挙げられる。