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日韓バイリンガル環境で生まれ、英語を習得しつつある韓日英トライリンガル生徒の言語能力(優勢言語)と言語運用(言語間転移や思考言語)について、置かれた言語環境との関わりの中で考察した。本研究で明らかになったことは以下のような点である。 ①優勢言語について:Tの優勢言語は韓国語である。これは出生時の言語環境ではなく、成長時の家庭的、社会的、教育的言語環境の影響で決定されたものである。このことは社会的な言語環境が母語と異なる場合に、家庭的、教育的な言語環境を整えないと母語を喪失する危険性があることを示唆している。 ②母語である両語の言語運用について:言語間の誤用(転移)は思考言語と表出言語が異なる場合に起きやすく、思考言語から表出言語へ転移が起きやすい。常に優勢言語から非優勢言語に起きやすいのではない。 ③思考言語について:思考言語は置かれた言語環境の影響を受け、常に優勢言語と同じになるとは限らない。言語環境の影響が少ない場合には優勢言語が思考言語になる。またバイリンガルはモノリンガルに比べ、安定した一つの優勢言語を持っていないため、置かれた言語環境の影響を受けて思考言語が変化しやすい。