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日本語において表記に用いられる文字の種類は多種類に及び、日本語学 習者は学習の初期の段階で、日本語の文字としてひらがなとカタカナを学ぶことになる。しかし、この多様な文字の使用は学習者にとって、日本語を学習する上での難関となり、なかなか解決されない問題として残されている場合が多い。特に、カタカナは出現頻度が低いこともあって、習得するのに長い年月が必要とされる。 そこで本稿では、日本語を専攻する学習者を対象に調査を行い、カタカ ナを学習する際に何が問題となっているのかを探った。更に、学習者と日本語母語話者を対象に、カタカナ学習に影響をおよぼすと考えられる文字形態としてのカタカナとカタカナ語に関するイメージや意識の相違についても調査を行い、学習者がどのような意識を持って学習を進めていくべきかを考察した。 学習者を悩ませるカタカナに関する問題点は、①文字の種類の多さ、② ひらがなとの区別、③カタカナの機能である。①と②は関連するもので、常に違いを頭の中で思い浮かべ意識することが大切である。また③は、学習者の中で固定化している「カタカナ=外来語」の方程式だけではなく、他の多様な機能でも多く使われることを知らせなければならない。それによって、自由で個性的で、あるいは独創的で表現力豊かな日本語を書けるように促し、日本語に対する問題や不安を取り除く第一歩を踏み出させるためである。


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