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表出文とは、話者の情意を取り立てて相手への伝達を意図することなく表現するもので、本稿では意志、希望、感情感覚に分類し、そこに現れている無助詞文の特徴について韓日のドラマや映画シナリオを通して対照研究をしてみた。また、対話文において非常に重要な要素である待遇表現、終助詞(終結語尾)などの伝達モダリティについても調査してみた。 調査の結果、まず意志表出文では、話者の意志表出の場合、無助詞文が日本語35.59%、韓国語42.14%で、ほぼ同じ比率である。丁寧さによる違いは韓国語ではあまり現れなく、日本語では丁寧体より普通体でより活発に無助詞をとっていることがわかる。しかし他人の意志表出文は、韓日両国ともその例が稀で、他人の意志を表出するということについて両国ともに違和感を持っているということが推測される。 希望表出文では、話者の希望表出の場合は日本語62.5%、韓国語52.68%が無助詞文として表現されていて、丁寧さによる違いは、日本語では普通体の比率が高いのに対して、韓国語では丁寧さによる違いはあまりない。そして日本語では終助詞「よ」「よね」「の」など、韓国語では尊敬の終結語尾‘요’の付加が多い。特に日本語では無助詞の直後にポーズがくる例が多く、韓国語では人称語の直後に無助詞になる例が多いことが目立つ。他人の希望表出の場合、日本語では45.45%の無助詞率をみせ、丁寧さによる違いはあまり現れない。また引用形式を使った表現が多く表れ終助詞の附加による特徴はあまりない。韓国語の場合は総2文のうち無助詞文が2文で、例は多くないが、みな無助詞を使っていることがわかる。 感情感覚表出文では、話者の感情感覚の場合、無助詞文が日本語64.7%、韓国語67.05%で、両国ともほぼ同じ比率であり、待遇表現においては、日本語の場合普通体が圧倒的に多く、韓国語の場合も普通体での無助詞現象が活発である。終助詞「よ」「ね」、終結語尾‘네’ ‘요’などが附加される例も多い。特に「好きだ」「嫌いだ」‘좋아하다’ ‘싫어하다’を述語とする例文での無助詞現象が多く現れ、また人称語での無助詞現象が目立つという共通点を持っている。他人の感情感覚表出文の場合、日本語はその例が少なく、韓国語の場合は待遇表現による違いはないが、‘좋아하다’ ‘싫어하다’述語文が高い比率を占めていることがわかる。 以上の結果から、表出文での無助詞現象は韓日両言語ともにほぼ同じ比率をみせているが、これは疑問文、行為要求文の無助詞研究で韓国語より日本語のほうがかなり低い結果が出たのに対して非常に特異な結果として言えるだろう。